- 2019年8月15日
- 2022年3月11日
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多様性の違いを認め合うだけでは差別や偏見はなくせない。差異自体が意図的に作られたものであることも認識すべき
要約:多様性の思想では、互いに違いを認め合うことの重要性が強調されるが、『文化人類学の思考法』でも指摘されているように、その違い自体が先人達によって意図的に作られたものに過ぎないものであることから、差別や偏見を減らすためにはその認識の方がより重要と考えられる。 今『文化人類学の思 […]
要約:多様性の思想では、互いに違いを認め合うことの重要性が強調されるが、『文化人類学の思考法』でも指摘されているように、その違い自体が先人達によって意図的に作られたものに過ぎないものであることから、差別や偏見を減らすためにはその認識の方がより重要と考えられる。 今『文化人類学の思 […]
要約:NHKスペシャル「半グレ 反社会勢力の実像」の内容などを元に、反社会性パーソナリティと自己愛性パーソナリティと犯罪との関連、特にその抑止力について考察。 一昨日、NHKスペシャル「半グレ 反社会勢力の実像」という番組を拝見しました。 少し前に「自己愛的な人の非共感性などの考 […]
要約:重症域の自己愛障害の人にしばしば見られる「自分は世界一不幸な人間」との自己認識は、辛い状況に置かれている人に対して「自分に比べれば遥かに恵まれている」との考えを生じさせ、これが相手の気持ちに共感する意欲をますます削いでしまうと考えられる。 前回の記事「自己愛的な人の非共感性 […]
今、秋葉原無差別殺傷事件の加藤死刑囚の言葉に共感の輪が広がっている 一昨日、NHK総合で放送された事件の涙「“君の言葉”を聞かせてほしい~秋葉原無差別殺傷事件~」を拝見しました。 同番組で初めて知りましたが、今事件を引き起こした加藤死刑囚のSNSの書き込みや自作の詩などがネット上 […]
要約:カウンセリングの効果を高める手法その1として、『ケースの見方・考え方:精神分析的ケースフォーミュレーション』などを参考に、できるだけ早い段階でカウンセリングの手法では解決が困難な要因の有無をアセスメントする必要性を取り上げた。 今回から折に触れて、私なりに考えているカウンセ […]
要約:私自身もその一人だが、親の何気ない一言に対して、まるでそれに運命付けられているかのように、自らそれを体現するような人生を選び取るという、自己愛的な人の側面を紹介。 親の何気ない一言で人生が決定づけられる人々 数日前に見た著名人が思い出の地を再び訪ねる趣旨の番組にある人気女優 […]
要約:子供に過干渉する母親は一見「支配欲」が強いように見えても、そのような欲求を自覚しているケースは少ないこと、および過干渉の母親が子供の周囲の環境までをもコントロールしようとする要因などについて考察。 今、NHK総合で放送されている『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』という […]
要約:アシュリー・マーデル著『13歳から知っておきたいLGBT+』は、用語集を謳うほどのセクシュアリティやジェンダーに関する膨大な数のカテゴリを網羅した、当事者目線の入門書だと実感。 少し前から自己分析のブログで性に関する分析を始めましたが、その結果自分が「男らしさ」「女らしさ」 […]
明日4月14日(日)に開催されるセミナー「エビデンスに基づくセラピーの効果」第1回は、次のような内容を予定しております。 皆様のご参加をお待ちしております。 参考図書 原田隆之著『心理職のためのエビデンス・ベイスト・プラクティス入門』、金剛出版、2015年 今回取り上げる予定の内 […]
エビデンスを軽視したために起きてしまった痛ましい事例 先日紹介し、また4月14日(日)のエビデンスに関するセミナーでも使用予定の『心理職のためのエビデンス・ベイスト・プラクティス』の中に、非常に気になる記述がありました。 それは東日本大震災の被災児童への心理的介入が、かえって症状 […]